小宮 康義 コミヤ ヤスヨシ

  • 染織
  • 1982 -
小宮 康義

江戸小紋は江戸時代に武士の裃や町人の着物を染めるために発達した技法です。
もともと「江戸小紋」という名称が、あったわけではありません。祖父康助が重要無形文化財保持者に認定されたときに、ほかの小紋と区別するためにつけられた名称です。
宝石のような透明感のある色、何年たっても輝きを失わない、冴えのある色を目標としています。
一色で染められる江戸小紋は、離れて見たときには無地のように見え、近づいてみると0.1ミリほどの極小の点などで構成された細かい世界が宇宙のように広がります。
近年は、今までの伝統を基に、江戸時代には無いデザインの作品を制作しています。

所属 日本工芸会正会員
  • 1982 小宮康正の長男として生まれる
  • 2008 東京造形大学、卒業
  • 2009 伝統工芸展初入選
  • 2013 日本工芸会正会員となる

  • 2017日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞 江戸小紋着尺「トランプ」
  • 2018日本伝統工芸染織展 三越伊勢丹賞 江戸小紋着尺「初鰹」
  • 2021日本伝統工芸染織展 三越伊勢丹賞 江戸小紋着尺「象」
    日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞 江戸小紋着尺「川蝉」

おおよその価格帯

¥ 300,000 - 1,100,000

ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

掲載作品 25