大角 幸枝
- 金工/ 人間国宝 (重要無形文化財保持者)
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- 日本工芸会展覧会での受賞回数 : 6
オーダー制作、購入可能な作品の確認など
- 認定人間国宝(重要無形文化財「鍛金」の保持者)
- 分野金工
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技法鍛金、打ち出し、象嵌、接合せ・矧合せ
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生年1945 -
- 活動拠点東京都
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所属日本工芸会正会員
略歴
- 1969東京藝術大学美術学部芸術学科卒業
卒業後 鹿島一谷、関谷四郎、桂盛行に師事する - 1988文化庁芸術家在外研修員として英国に1年間派遣される
作風
鍛金技法で成形した器に布目象嵌を主とした彫金の伝統技法により、波、流水、雲、風など、形の無いものをモチーフとして自然の情感を表現する。
花器を始め、茶道具、書道具など伝統文化の中で使用される器物や、生活空間を演出する造形を心掛けて制作している。
作家紹介
自然のうつろいを柔らかな輝きで表現
金工作家・大角幸枝は、人間国宝であった鹿島一谷や関谷四郎、桂盛行に師事し、金属をたたいて成形する鍛金の技法や、彫金、布目象嵌といわれる金属の装飾技法を学びました。波や雲などをモチーフとした有機的なデザインと金属の素材を美しく融合させた作品は、国内最高峰の作品が集う日本伝統工芸展で数々の賞を獲得。その卓越した技術が評価され、2015年には鍛金の分野で人間国宝に認定されました。作品は、メトロポリタン美術館をはじめ国内外の数多くの美術館に所蔵され、世界の第一線で日本の金工の魅力を伝えています。
受賞歴
- 1986第33回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
- 1987第34回日本伝統工芸展 日本工芸会総裁賞
- 1991第1回香取正彦賞
第4回MOA岡田茂吉賞展 優秀賞 - 1998第28回伝統工芸日本金工展 日本工芸会賞
- 1999第29回伝統工芸日本金工展 東京都教育委員会賞
- 2009第56回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞
- 2010紫綬褒章受章
第17回岡田茂吉賞展 MOA美術館賞 - 2014第61回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞
第1回米国立スミソニアン協会客員作家に選定される - 2015重要無形文化財保持者(鍛金)認定
- 2017旭日小綬章受章
パブリックコレクション
- 文化庁
- 東京国立近代美術館
- たましん歴史美術館
- 国立市
- MOA美術館
- Victoria & Albert Museum
- National Museum of Scotland
- Metropolitan Museum of Art
- Freer and Sackler Gallery(Smithsonian Museum)