人形について

人形の歴史は古くは土偶や埴輪に始まり、やがてそれぞれの国や地域ごとの文化や特色をいかして伝わってきました。
人形はもととなる形をつくり衣装を着せ、顔を描くという工程で作られます。人形の体全体は桐の材木や、桐の木の粉とのりを混ぜた桐塑とよばれる粘土状のもの、和紙を何枚もはり合わせたもの、陶芸で使う粘土などを原料に作られます。体となる部分ができあがったら、胡粉を塗って表面を整え、布や紙を着せ、彩色して仕上げます。

制作工程

  • 1 素材を決める
  • 2-1 木を彫って形を作る
  • 2-2 木の粘土で形を作る
  • 2-3 紙をはって形を作る
  • 2-4 粘土を焼いて形を作る
  • 3 服装を着せ仕上げて完成

技法紹介

装飾技法

主な産地