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省胎七宝(しょうたいしっぽう)
省胎七宝について
有線七宝と同じ方法で作り、最後に器の銅の部分を酸で溶かして表面の七宝部分だけ残して作ります。七宝では、器のもとになる金属の部分を胎といいます。この技法は、胎を省く七宝という意味で省胎七宝という名前がつけられています。
金属の胎がなくなり、銀線とガラスの部分だけが残ります。透明の中にキラキラかがやく銀線の美しさが特徴です。
省胎七宝の作り方
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1.銅の胎のうえに銀線を置き、釉薬をのせます。
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2.焼きつけてから塩化ビニール系樹脂を塗り、表面を保護します。
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3.酸に浸け銅の胎を溶かします。保護膜をはがし、みがいて完成!
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出典:「伝統工芸ってなに?-見る・知る・楽しむガイドブックー」公益社団法人日本工芸会東日本支部編・芸艸堂発行