青白磁カトレア彫文色絵陶筥 セイハクジカトレアホリブンイロエトウバコ
- 陶芸
- 2014年発表
- 高さ16.0 cm
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¥1,859,000
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
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料理を入れる蓋付きの器。文様を現代的な彫文でカトレアの花を表現し、上薬の施釉技法の折に、花びらを浮かび上がらせる為に二重掛けにして花びらの表現を強調。色絵にて蓋の上下を花菱文様にて装飾した作品。
分野 | 陶芸 |
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発表年 | 2014 |
サイズ | 高さ16.0 cm |
取り扱い方法 | 祝い事や来客時に料理をおもてなしする器。 |
備考 | 箱付き |
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色絵
色絵は、透明な釉薬をかけて本焼した上に、絵の具で模様を描き、約800度の低い温度で焼いて仕上げます。そのため上絵ともいいます。昔から伝わる色絵の作りかたは、和絵の具とよばれる絵の具を使います。赤、青、黄、緑、紫などの色をつけることができます。洋絵の具を使う方法もあります。
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青白磁
青白磁は、白い石を原料とした磁器土から作られています。素焼した器に、焼くと青味のでる鉄分を少しふくんだ釉薬をかけて焼いた作品のことで、中国で焼かれたものが始まりです。
焼くと透明になる釉薬をかけて作り、器の白さをいかしたものを白磁といいます。鉄分をふくんだ土に、焼くと青緑色になる釉薬をかけてできたものを青磁(青瓷)といいます。
松尾 藻風 Sofu Matsuo
磁都発祥の地、有田にて幼少の頃より初代藻風の薫陶を仰ぎ育ち、二十歳の時に茶道具を修得するために萩に移り、萩焼の道に入る。 三年後に萩にて開窯、窯元として萩焼を生産その間作家活動として日展、日本現代工芸展に出品。平成14年より日本伝統工芸展へ出品。 出品作品は、有田時代に修得した白磁、青白磁、色絵磁器などで出品し、現在日本工芸会正会員として活動中。 藻風窯としては、磁器作品、萩焼作品の両方を制作している。