安達 征良

硝子絹糸紋鉢 ガラスキヌイトモンバチ

  • ガラス
  • 2014年発表
  • 高さ24.0 / 径31.0 cm
  • 販売済

分野 ガラス
発表年 2014
サイズ 高さ24.0 / 径31.0 cm
展覧会 第61回日本伝統工芸展

  • 切子(カットガラス)

    回転するグラインダーにいろいろな形の砥石やダイヤモンドホイールをつけて、器の形に作ったガラスの表面に押し当てて、幾何学模様や曲線を削り出します。細かい砥石で模様を整え、みがきあげて完成します。江戸切子、薩摩切子が知られています。

安達 征良 Masao Adachi

写真:安達 征良

硝子絹糸紋鉢 切子技法を用いて、ガラス素材の持つ柔らかな表情を表現するためにフリーハンドでゆらぎのある細い線を彫り、絹糸のような線紋を施している。表面の上品な光沢は、内と外で異なる技法を使い、絹の「つややかさ」を感じさせる。マットな黒面は、黒硝子を幾重にも焼き重ねられ、粗削りなカット面をほどよく残す繊細な手仕事の結晶。