山本 弘之

盛籠まがたま モリカゴマガタマ

  • 木竹工
  • 2014年発表
  • 高さ18.0 x 幅64.0 x 奥行33.0 cm
  • ¥1,430,000

    ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。

    ※ 税込み・送料別

「まがたま」の形をモチーフとして作った、盛りかご(飾りかご)です。
「まがたま」は、古代より、魔除けや神事、首飾りなどとして用いられ、ヒスイなどでできています。
本作品は、その神秘的形をモチーフとして、竹ヒゴを編み上げた盛りかごとして表現しました。
上面は、波網代編み(なみあじろあみ)の技法により、作成しており、ヒゴの交差点が波模様にうねっています。また、縁の立ち上げ部分は、束ね編み(たばねあみ)の技法により、複数のヒゴを重ねて、これらをずらして交差させています。
日本古来よりある「まがたま」の神秘性や、上面のうねり模様をお楽しみください。

分野 木竹工
発表年 2014
サイズ 高さ18.0 x 幅64.0 x 奥行33.0 cm
備考 箱付き

山本 弘之 Hiroyuki Yamamoto

写真:山本 弘之

竹工芸の技法には、細く削ったヒゴを編み上げていく「編組(へんそ)」と、一定の形に削ったパーツとしての竹を組み上げていく「組み」の技法があり、私は細かに編む技法が好きなので、従前から編組の技法、なかでも網代編みの技法を多く用いてきた。今後は、「編組」の技法のみならず、「組み」の技法も取り入れ、よりバリエーションの効いた作品を創作していこうと思っている。