分野 | ガラス |
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展覧会 | 第36回日本伝統工芸近畿展 |
受賞 | 日本工芸会賞 |
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パート・ド・ヴェール
粘土で作品の形を作り、さらに、石こうで型をとります。原料のガラスの粉を特殊なのりで練り、この石こう型に入れて焼きます。
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硯
硯は、筆を使って文字を書くための墨をする用具で、墨をすりながら心を落ち着かせる大切な文房具でもあります。材料の石から硯となる形に大まかに切り出し、長い柄のノミを使って、墨をするたいらな部分や墨がたまるくぼみを彫って形を作ります。完成した形に漆やロウを塗って仕上げます。
山梨県の雨畑石(粘板岩)や山口県の赤間石(輝緑凝灰岩)、愛知県の鳳来寺石(頁岩、粘板岩)などが代表的な石です。
石田 征希 Seki Ishida
和の情緒や品格といった日本伝統の美的エッセンスを意識しながら、静謐なるものの持つ美しさを求めてものづくりをしてまいりました。京都からの新しい風を作品に感じて頂ければ幸いです。