人間国宝(重要無形文化財保持者) 室瀬 和美 ムロセ カズミ

  • 漆芸
  • 1950 -
室瀬 和美

研出蒔絵、高蒔絵など各種の蒔絵技法を高度に体得し、広範で精緻な蒔絵技法を駆使する作品は、気品と風格を備えたものとして高く評価されている(認定時の評)。従来の古典的な金と黒のモノトーンに色彩を取り入れた現代的な蒔絵表現に特色がある。

所属 日本工芸会正会員
日本工芸会副理事長
ステータス 人間国宝(重要無形文化財「蒔絵 」の保持者)
  • 1950 東京生まれ
  • 1976 東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
    修了制作大学買上げ
  • 1996 国宝「梅蒔絵手箱」(静岡・三嶋大社蔵)復元模造制作(~1998)
  • 2007 重文「朱漆花鳥七宝繋密陀絵沈金御供飯」
    (徳川美術館蔵)復元模造制作(~2012)
  • 2008 重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)認定
    紫綬褒章受章
  • 2017 MOA美術館正面入口 漆塗扉制作
  • 2019 MOA美術館特集陳列「人間国宝 室瀬和美の世界」
  • 2020 「工藝2020-自然と美のかたち-」展出品(東京国立博物館 表慶館)
  • 2021 旭日小綬章受章
  • 個展 9回
    池袋西武・高輪会・日本橋三越・銀座和光など

  • 1985第2回日本伝統漆芸展 日本工芸会賞
    第32回日本伝統工芸展 日本工営会奨励賞
  • 2000第47回日本伝統工芸展 東京都知事賞
  • 2002第49回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
  • 2006日本文化藝術振興賞

  • 文化庁 東京藝術大学 国立工芸館 MOA美術館
  • メトロポリタン美術館 V&A博物館 大英博物館他
掲載作品 35