注目の作家
鈴木 藏
志野焼の大家
59歳のときに志野の分野で人間国宝に認定された陶芸家 鈴木藏(おさむ)。2024年には卒寿を迎え、現役陶芸家としては最も長い間、重要無形文化財保持者として作陶を続けています。窯業技師であった父の仕事を手伝いながら、自らも陶芸の道に進み独立。30代のころには、薪窯でしか焼けないといわれていた志野焼においてガス窯での焼成に挑戦し、その技術を確立していきました。時代に合ったやきもの作りに挑み続け、現在も精力的に活動を続けています。
展覧会受賞作品
第70回日本伝統工芸展(2023年)
日本工芸の技と美が集結する国内最大規模の展覧会。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の応募作品から厳正な鑑審査を経て選ばれた受賞作品をご紹介します。