注目の作家
吉田 幸央
- おおよその価格帯
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¥300,000 - 2,000,000
ギャラリージャパンでの作品の価格は、作家が自ら決めた価格をそのまま掲載しています。
伝統的な金襴手を独自表現に昇華
明治期から続く九谷焼の窯元・錦山窯の四代目吉田幸央。2010年に国内最高峰の公募展である日本伝統工芸展で高松宮記念賞を受賞し、東京国立博物館や東京国立近代美術館などで開催された工芸美術の展覧会でも幾度となく作品が展示されています。金粉や金箔を使った金襴手(きんらんで)という技法にさまざまな工夫を加え、独自表現を常に意識してきたという吉田。ひんやりとした表情の磁器に、まるで水彩画のように塗り重ねられた美しい色彩と華やかさが生きる作風は圧巻です。2024年1月の能登半島地震により石川県にある工房も被災しましたが、陶芸家である家族5人が無事でいられることの幸せを思いながら作陶を続けています。
展覧会受賞作品
第70回日本伝統工芸展(2023年)
日本工芸の技と美が集結する国内最大規模の展覧会。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の応募作品から厳正な鑑審査を経て選ばれた受賞作品をご紹介します。