美光 ハヤシ ビコウ

  • 金工
  • 1937 -
林 美光

金属工芸の世界では硬質素材(ステンレス等)の鍛金作家として高い評価を受けてきましたが、近年では江戸時代に端を発し一度は失われた技法を自身が現代に再現した金を含んだ杢目金、「金銀銅杢目金」に取り組み、精力的に制作を行っています。
 金銀銅杢目金は、金を主体とし、銀、銅、赤銅などの素材の板を数十枚交互に重ねて積層し、高温の炎のなかで溶着、さらに鍛金、掘孔、鍛圧(鍛延)を繰り返しながら板状にし、幽玄な杢目模様を浮き立たせるという世界的にも例を見ない秀麗な金属素材です。当時は刀装具等の装飾金具として使用されましたが、現在の作品は茶道具、花器、飾箱等、現代に合わせたデザインとして創作されています。

所属 日本工芸会正会員
秋田県美術工芸協会
  • 1947 父親に師事し10歳で金属工芸の道に入る。
  • 1961 日本現代工芸会会員
  • 1965 光風会会員
  • 1969 秋田県美術展委員(36年間)
  • 1975 日展会友
  • 1976 秋田工芸協会会長(4年間)
  • 1978 光風会審査員(13年間)
  • 1979 秋田県美術工芸協会設立 会長(34年間)
    日本新工芸会会員
  • 2005 日本工芸会正会員

  • 1977秋田県芸術選奨
  • 1988サンフランシスコ市長賞(米国サンフランシスコ市議会)
  • 1990伝統的技能者表彰(日本建築士会)
  • 1992秋田市文化賞  紺綬褒章
  • 1998秋田県美術展委員30年表彰
  • 2001紺綬褒章
  • 2005秋田県文化功労賞
  • 2007第36回伝統工芸日本金工展・日本工芸会賞
  • 2011第40回伝統工芸日本金工展・東京都教育委員会賞
    地域文化功労者文部科学大臣表彰
  • 2012平成24年 第41回伝統工芸日本金工展・朝日新聞社賞